4級 問1〜50
【扶養親族等申告書】老齢・退職年金は雑所得として所得税が課税される 65歳未満で年金額が108万円以上または65歳以上で年金額が158万円以上の者には「公的年金等の受給者の扶養親族等の申告書」が届く ただし障害年金、遺族年金は非課税のため申告書は届か…
【年金請求書の添付書類】特別支給の老齢厚生年金と加給年金額の年金請求書への添付書類 1.本人と配偶者の年金手帳 2.戸籍謄本 3.世帯全員の住民票 4.配偶者の非課税証明書 5.本人の雇用保険の被保険者証 源泉徴収票は不要(問49:2014年、2013年…
【年金請求書】特別支給の老齢厚生年金は65歳に達した時に受給権が消滅し老齢基礎年金と老齢厚生年金の受給権が発生する これらの受給手続のため「年金請求書」が届くので必要事項を記入して65歳の誕生月末日まで(1日生まれの者は誕生月前月の末日まで)に…
【住所・支払機関変更届】年金受給権者住所・支払機関変更届 住民票コードが日本年金機構に登録済みなら住所のみの変更届は不要 住所・金融機関の変更は最大4つまで1枚の変更届で可能 給権者氏名欄にみずから署名した場合は押印は不要 金融機関の変更には…
【遺族厚生年金の中高齢寡婦加算】1〜4のいずれかに該当する夫が死亡した時に妻の遺族厚生年金に一定額が加算される 1.厚生年金の被保険者が死亡 2.1級or2級の障害厚生年金の受給権者が死亡 3.厚生年金の元被保険者が被保険者期間中に初診日のある…
【遺族厚生年金】遺族厚生年金の受給要件(1〜4のいずれかに該当した場合)1.厚生年金の被保険者が死亡 2.1級or2級の障害厚生年金の受給権者が死亡 3.厚生年金の元被保険者が被保険者期間中に初診日のある傷病により退職後かつ初診日から5年以内…
【遺族基礎年金】遺族基礎年金は下記1〜4のいずれかに該当する者が死亡した時に支払われる 1.国民年金の被保険者 2.国民年金の元被保険者で60歳以上65歳未満で住所が日本国内にある者 3.老齢基礎年金の受給権者 4.老齢基礎年金の受給資格期間を満…
1.初診日に厚生年金の被保険者であること 2.障害認定日に1級or2級or3級であること 3.初診日の前日に一定の保険料納付要件を満たしていること 障害厚生年金の計算には障害認定日の属する月までの 被保険者月数が用いられる 障害等級3級の障害厚生年…
【障害基礎年金の保険料納付要件】1.初診日の前々月までの保険料納付済期間+保険料免除期間が 全被保険者期間の3分の2以上あること または 2.初診日(65歳未満の者に限る)の前々月までの1年間に 保険料の未納がないこと (2014年、2013年、2012年、2…
【障害基礎年金の受給要件】1.初診日に国民年金の被保険者であること(20歳以上の場合) または元被保険者が60歳以上65歳未満のときに 国内で初受診していること 2.障害認定日に障害1級または2級であること(3級は対象外) 3.一定の保険料納付要件を…
【配偶者加給年金額】以下の条件を満たす時老齢厚生年金に配偶者加給年金額が加算される 1.厚生年金の被保険者期間が20年以上ある 2.扶養している配偶者が65歳未満(65歳に達するまで支給) 配偶者加給年金額には受給権者の生年月日に応じた特別加算額が…
【一部繰上げと全部繰上げ】老齢基礎年金の繰上げには一部繰上げと全部繰上げがある 一部繰上げ 全部繰上げ 対象男子 S16.4.2〜S24.4.1生まれ 同左 対象女子 S21.4.2〜S29.4.1生まれ S16.4.2〜S29.4.1生まれ 時期 60歳〜定額支給開始まで 60歳〜65歳 定額の…
【在職老齢年金】60歳〜64歳で働きながら年金をもらう場合、 月の収入+年金が28万円を超えると年金を減らされる (ボーナスも月換算する) 60歳台前半の在職老齢年金の計算 1.基本月額=年金額(加給年金額を除く)÷12 2.総報酬月額相当額= その月の標…
【老齢厚生年金額】総報酬制とは 平成15年4月から厚生年金の保険料は月給だけではなく ボーナスからも徴収されるようになった 特別支給の老齢厚生年金の報酬比例部分の年金額 総報酬制実施前の被保険者期間 平均標準報酬月額によって計算する 総報酬制実施後…
【支給開始と長期加入者特例】特別支給の老齢厚生年金の支給開始年齢 生年月日 男子 生年月日 女子 報酬比例 部分 定額部分 加給年金額 〜S16.4.1 〜S21.4.1 60歳 60歳 S16.4.2〜S18.4.1 S21.4.2〜S23.4.1 60歳 61歳 S18.4.2〜S20.4.1 S23.4.2〜S25.4.1 60歳…
【老齢基礎年金額】老齢基礎年金額=今年度の年金価格×年金額反映月数/480ヶ月 年金額反映期間 A.国民年金保険料を納付した期間(任意加入を含む、年齢不問) B.厚生年金・共済組合などの加入期間(20歳以上60歳未満) C.第3号被保険者期間(昭和61年4…
【年金額反映期間】老齢基礎年金の年金額に反映される期間は 納付済み期間+免除期間 老齢基礎年金の年金額には反映されず受給資格期間にのみ算入される期間は 合算対象期間(カラ期間) 納付済み期間とは A.国民年金保険料を納付した期間(任意加入を含む…
【老齢基礎年金の振替加算】【振替加算】とは 扶養されている妻が65歳になると 妻の老齢基礎年金を受けられるため夫の加給年金額が打ち切られる そのかわりに、妻の老齢基礎年金に振替加算額が加算される 【加給年金額】とは 老齢厚生年金を受ける時、扶養し…
【繰り上げ・繰り下げ受給】(昭和16年4月2日以降生まれの) 老齢基礎年金は65歳から支給される 【繰上げ受給】 60歳以上65歳未満の時に繰上げ受給できる 繰上げ受給をすると0.5%×月数で減額される 減額率は生涯かわらない 繰上げ受給後に厚生年金の被保険…
【受給資格期間】老齢基礎年金は受給資格期間が25年以上あれば受給できる 受給資格期間=納付済み期間+免除期間+合算対象期間(カラ期間) 納付済み期間とは A.国民年金保険料を納付した期間(任意加入を含む、年齢不問) B.厚生年金・共済組合などの…
【後納制度】国民年金保険料の後納制度 平成24年10月から3年間に限り、納め忘れた保険料を 10年前まで遡って納めることができる 後納可能な期間のうち古いものから順に納付する 老齢基礎年金の受給者&受給権者は後納できない 国民年金の任意加入期間も対象…
【ねんきん定期便】ねんきん定期便の記載内容 節目年齢(35歳、45歳、59歳) 加入期間、見込額、これまでの保険料納付額、加入履歴、 厚生年金の標準報酬月額・保険料の月別納付状況、 国民年金保険料の納付状況など その他の年齢(はがき版) 加入期…
【退職所得控除】退職所得金額(課税対象)=(退職金ー退職所得控除額)÷2 退職所得控除額=800万円+70万円×(勤続年数ー20年) (上記の式は問題文内にあり) 勤続年数の端数の月・日は繰り上げる 例)35年6ヶ月勤務で退職金2,290万円のと…
【パートの厚生年金】パートタイム労働者は 1日(または1週間)の労働時間が通常労働者の4分の3以上 かつ 1ヶ月の労働日数が通常労働者の4分の3以上 のとき厚生年金の被保険者となる 通常労働者が1日8時間週休2日の会社では 8時間×3/4=6時間…
【育児休業中の保険料免除】育児休業中は子が3歳になるまで厚生年金の保険料が免除される 育児休業中に支払われた賞与に対する保険料も免除される 免除期間は育児休業を開始した月から育児休業が終了した月の前月まで (終了した日が月の末日のときはその月…
【確定拠出年金】確定拠出年金とは 事業主が拠出した掛金で加入者が運用商品を選択し 運用実績に応じて給付額が変動する(リスクは加入者が負う)年金である 平成24年から従業員拠出も可能になった 個人型年金と企業型年金がある 個人型年金の加入対象者 60…
【厚生年金基金】厚生年金基金とは 老齢厚生年金の報酬比例部分の一部(代行部分)を国に代わって支給する さらに基金独自の上乗せした年金も支給する 基金から支給される年金には物価スライド分が含まれていない 基金が代行部分を国へ返上した場合代行部分…
【国民年金基金】国民年金基金とは 第1号被保険者が加入できる(第3号被保険者は加入できない) 60歳以上65歳未満の任意加入被保険者も加入できる 老齢基礎年金に上乗せする年金である 遺族一時金を支給する 地域型基金と職能型基金があり両方同時に加入は…
【老齢基礎年金との併給】65歳以降の老齢基礎年金と併給されない年金 障害厚生年金 障害共済年金 65歳以降の老齢基礎年金と併給される年金 老齢厚生年金 退職共済年金 遺族厚生年金 遺族共済年金 (問22:2014年、2013年、2012年、2011年) (問23:2010年、…
【税制】国民年金(任意加入被保険者、付加年金、国民年金基金を含む)の保険料は 全額が社会保険料控除の対象となる 厚生年金(厚生年金基金を含む)・共済組合などの保険料は 全額が社会保険料控除の対象となる 個人型確定拠出年金・企業型確定拠出年金の…